ものすごいニュースなので今日中に。
Build 2016カンファレンスのキーノートでは開発者向けの新機能として、Ubuntu Linux のBashがそのまま、Windows上でネイティブ動作する機能の追加予定が発表されました。だと!!??
http://japanese.engadget.com/2016/03/30/windows-10-bash-ubuntu-linux/
結論からして、Googleを仮想敵としてはっきりロックオンし始めた兆候じゃないかと思う。
そもそもBUSHとはUNIXシェルのひとつ。シェルとはオペレーションシステムをコマンドで操るツール。
Linux、GNU(自由オペレーションシステム運動)を基軸に、mac(ターミナル)などにも使われる。
windowsでは独自シェルとしてコマンドプロンプト(¥)を採用している。ここがWindows(MS-DOS)とそれ以外のOSの差。
シェルで操作するコマンドラインは文字だけの操作で見づらい。これをCUI。
それに対してグラフィカルな画面でアイコンやメニューなどをマウスで操作できようにした。これをGUI。
世界初GUIはAppleとかWindowsとかいつも議論になるが、実際はそうではないという。ジョブス氏、ゲイツ氏、ともに自由な権利を泥棒したにすぎない。
コンピュータの世界はプラグラマーたちにとって自由で闊達な新世界であった。それには利益主義にはしることなかれ、という意味も含む。無尽蔵の利益をもたらす新世界、当然、禁断の果実を誰かが噛じることに。それがAppleとMicrosoftだ。
AppleはGUIを展開する際、GNUを基とするBUSHを採用した。に対し、Windowsは自社シェル(コマンドプロンプト)を採用した。カーネル(OSの基幹となる部分)を晒さないWindowsは、他者の開発を決して許さない。インターネットをするにはWindowsがないとできない、と勘違いする消費者がどんどんWindows入りのPCを購入していって今のIT社会がある。
面白く無いのはコンピュータ社会に新世界を求めた連中。Windowsを攻撃しては、脆弱性をつついていった。よくmacがセキュリティが堅牢というが実際は違う、彼らの利にかなっているため攻撃の対象になってないだけだ。
WindowsはUNIXを決して使わなかった。Office、WEBサーバー、全て独自プログラムにこだわった。
それは巨万の利益の為。Macより攻撃されるならいっそセキュリティで儲けてやれって、ほど。
そのWindowsがBUSHを使うという。
- Windows 10をゲットする
- スタートメニューを開く
- 「bash」と入力してEnterキーを押す
- cmd.exeが起動してコマンドプロンプトが表示される
- Ubuntuの/bin/bashが動くようになる
- Ubuntuのユーザースペースにフルアクセスできるようになる
- apt, ssh, rsync, find, grep, awk, sed, sort, xargs, md5sum, gpg, curl, wget, apache, mysql, python, perl, ruby, php, gcc, tar, vim, emacs, diff, patchなどなどが動く、という意味
- Ubuntuアーカイブにある何千ものバイナリパッケージがそのままWindows 10で動く
ということができてしまうという。
これは冒頭の結論に結びつく。
Googleと書いたが、実際は「次世代人工知能」対「現オペレーションシステム」、もしくは「人工知能」への転換期といえるのではないか。
http://gigazine.net/news/20140128-google-buy-deepmind/
IT界で何かが蠢いている、Microsoftが独占OSの利益を放棄するほどに。